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こんな時どうする?
下記のような症状がお子様にありましたら救急外来を受診してください。
●熱
▲救急外来受診の判断
元気がなくぐったりしている。下痢、嘔吐のため水分をとれない。基礎疾患のある児。けいれん。激しい頭痛。3ヶ月以下の児。
▼家庭での手当て
頭、喉などを冷やす。水分を少量ずつ与える。楽な姿勢を取らせる。
●呼吸困難
▲救急外来受診の判断
すぐに来院
▼家庭での手当て
吐く時は頭を横に向かせる。食物が気管に入らないように注意する。保温。安静。異物除去。
●喘息発作
▲救急外来受診の判断
中程度の発作、ヒューヒューと聞こえる、苦しくて横になれない、会話困難、顔色が悪かった時。
▼家庭での手当て
落ち着いて腹式呼吸。冷たい水を飲ませる。背中を叩いて「痰」を出す。
●嘔吐
▲救急外来受診の判断
回数が多くぐったりしている。吐物に血液の混入。血便。脱水。
▼家庭での手当て
水分を少量ずつ与える。うがいさせ口の中を清潔に。
●下痢
▲救急外来受診の判断
機嫌が悪く、ぐったりしている。腹痛がひどくなる。尿の出が悪い。
▼家庭での手当て
水分を少量ずつ与える。
●血便
▲救急外来受診の判断
強い腹痛、嘔吐、水分摂取困難。
▼家庭での手当て
水分を少量ずつ与える。
●頭痛
▲救急外来受診の判断
激しい痛み、めまい、高熱、嘔吐。視力障害、運動障害、けいれん。頭部外傷の既往。
▼家庭での手当て
光、音などの外部刺激を取り除く。頭部、頸部のマッサージ。
●鼻出血
▲救急外来受診の判断
口の中にも流れてくる時。5分押さえても止血しない。全身状態不良。(蒼白、冷汗、動悸、めまい, 外傷、嘔吐、頭痛)
▼家庭での手当て
鼻の中にガーゼをつめる。子鼻の上をしっかりつかむ。(3分以上)冷やす。口の中の血液を吐き出しうがい。鼻血が止まっても30分は鼻をかまない。
●転落
▲救急外来受診の判断
意識障害、ぐったりして元気がない。蒼白、出血、吐き気、嘔吐、腫れ、けいれん、運動障害、腹痛、排尿障害、血尿、熱、呼吸困難。
▼家庭での手当て
元気の良い時は様子をみる。骨折、打撲の発見につとめる。患部を冷やす。
●誤食・誤飲
▲救急外来受診の判断
意識障害、けいれん、呼吸困難、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、血便、熱、元気がない。
▼家庭での手当て
吐かせる。
吐かせてはいけないもの『灯油、ガソリン、ベンジン、トイレ洗剤、漂白剤、シンナー』これらは肺炎をおこします。
●不機嫌
▲救急外来受診の判断
長い時間泣きやまない。ぐったりしている。体のどこかを触ると泣く。間歇的、発作的に泣く。他の症状を伴う場合。
▼家庭での手当て
オムツを変えて水分を与える。抱いてあやす。異物、骨折がないか確かめる。